帰ってきたよ

沖縄から帰ってきました。正直、こんなにもまんまとありきたりなと絶句してしまうほどの沖縄ロスであります。いや正確に言えば沖縄で出会った人々ロスなのです。寂しいのです。単純に。人といるってことは基本的に窮屈なことなのではないかと信じてというか体感して久しかったわけですが、それが本当になかった三日間だったんですね。最後の三日間は。誰といても、誰かがちょうどよ私に無関心で、それでいて、すぐに私に向けたまなざしを投げかけてくれるというか、私にとって、それは初めての体験だったわけです。いつも私は、どうしても、汚いことをしてしまいます。好きな人に好きだって言えないことを、いつも悩んでしまいます。好きだってことをいかにばれないようにするか、ってことに骨を折ってきたんだど、そんなことに悩む暇があるんなら、泣きながらでも伝えなくちゃいけなかったんですね。そんなことをしみしみと思う時間から帰ってきて、どうしようもなく大阪での一日を過ごしたわけですが沖縄の時間の延長線上にいられるようにしたい。断絶するにはとてももったいないことがたくさんあったのだ。だから今はきちんとロスしてたいし、こっちで私が向かい合うべき人を大切にしたい。本当に自分ってやつと、いるかわからなあいそんなあいまいなやつと出会えるのは、そのあとだとおもうのです。